先輩インタビュー
03
回路設計

新しい技術へ挑戦し、
早く成長できる。

profile
中島 恒也 / Kouya Nakashima
回路設計 2016年・新卒入社
宮城県の大学を卒業。在籍中は電子工学科で、半導体素子の研究をしていた。
半導体素子の知識が活かせるメーカーでの仕事に就くべく就職活動を開始。
福島県にあるエルスター電機福島工場で開催された会社説明会でエルスター電機のモノづくりに惹かれ、入社した。


 価格勝負ではなく品質を優先する。そのことを会社説明会で聞いて、エルスター電機に惹かれました。知名なメーカーに製品を提供していること。業界内での評判が高くて知られた存在であること。産業用の光デバイスという分野での実績を知り、自分も品質を追求する開発を手掛けたいと思いました。

 私は今、産業用光デバイスの品質を維持するための生産・測定装置を開発する業務に参加しています。当社は品質への意識が非常に高く、汎用の製造装置や検査装置では仕様を満たさない場合に装置を自社で開発することもあります。その大事な装置開発に参加するのですから、間違いの無いよう責任を感じながら、一人前のエンジニアを目指して業務に取り組んでいます。

 より良いプログラムや仕様を検討し続ける中で、新しい知識や技術が着実に身についています。常に新しい技術へ挑戦する。そんな刺激のある毎日を過ごすことで、エンジニアとして早く成長できていると感じています。

製造の要となる装置開発に
携わる機会を与えてくれた。

profile
郷内 研吾 / Kengo Gounai
回路設計 2015年・新卒入社
大学では知能エレクトロニクス学科を専攻。バイオリンを弾くロボットの開発で主にプログラミングを学んでいた。エルスター電機に入社を決めた理由は、品質を維持した生産のために、自社で製造装置を開発していること。大学での研究を活かせる環境に魅力を感じた。


 エルスター電機が重視することの一つが製品の品質です。例えば、産業用ロボットに使われる光デバイスは品質がシビアで、生産工程の中でも品質検査は要と言えます。

 当社が製造する光デバイスは、人の目では見過ごしてしまうようなマイクロ単位の傷がついていても不良品です、製品の不備をチェックする既存の外観検査機をリメイクし、検査精度をさらに向上させる。そんな重要プロジェクトが立ち上がり、私も開発メンバーの一員として参加しました。

 画像認証カメラの識別性能を高くし、AI機能も搭載して学習させる、という仕様変更。まずは画像認証の知識を学ばなければと思い、関連するセミナーや展示会へ参加したり、メーカーに直接問い合わせて、多くの情報を収集しました。検査精度だけでなく検査スピードも追及した結果、システムの仕様検討からプログラムについても見直しの連続。私にとっては難しいプロジェクトとなりました。ですが、このチャレンジによって私自身、見識を広げることができました。若手でも重要なミッションに携われる当社では、エンジニアとして成長するチャンスが広がっています。

経験や年齢に関係なく、
挑戦してほしい。

profile
小泉 一男 / Ichio Koizumi
回路設計 2004年・中途入社
デジタル・アナログ回路のシステム設計を担う開発エンジニアとして、数多くのプロジェクトを経験。特に鉄道関連の新車両測定システム等を数多く手掛けてきた。エルスター電機入社後は、主に測定検査・製造検査装置等を設計製作している。


 私は長年にわたり、回路設計及びモータ制御等の設計開発に携わってきました。これまでの経験で得た知識・技術を若い社員に余すことなく伝え、今後のエルスター電機を支える主力エンジニアの力になれればと思っています。

 育成していく上で心掛けていることは、実践での経験を数多く積んでもらうこと、個々の能力・技術力に合わせた指導を行うことです。
また、解らないこと、疑問点があれば、コミュニケーションを密にし、一緒になって問題を解決することで、互いの技術力向上に繋がるのではと考えています。

 新卒・中途も関係ありません。年齢も気にする必要はありません。重要なのは自分のスキルを上げたい、新たな分野にチャレンジしたいと思う情熱です。例えば、自社の製造検査機にAIを利用してもいい、画像検査装置や産業用ロボット等の製品開発に挑んでもいい。
新しい挑戦が現実的に可能かどうか、一緒に考え、共に挑戦して行けたらと考えています。